みなさんもご存知だと思いますが、2026年北中米ワールドカップ、日本代表の初陣が6/15(月)に控えるなか、
6/12大変残念なニュースが飛び込んできました。
なんとキャプテンの遠藤航が、今回のワールドカップ日本代表メンバーから離脱、さらには日本代表としても
引退することを表明しました。

引用元:オリコンニュース:サッカー日本代表主将・遠藤航、W杯直前に無念の離脱 代表引退も表明「1人のファンとして応援」[全文] | 毎日新聞
詳しい状況は発表されていませんが、今年2月に左足の甲を手術し、先日5月31日の壮行試合
(vsアイスランド)の際、左足の違和感で交代。
その怪我の回復が ”今大会中に見込めない" もしくは、予想以上に状態が悪く、今後、年齢も考慮した上で
日本代表キャプテンとして体力的にも精神的にも、遠藤選手自身が望むパフォーマンスが発揮できないという
結論に至ったのかも知れません。
遠藤航選手 お疲れ様でした
サッカーはテニスやバレーボールと違って、相手と直接接触するスポーツです。
さらに、バスケットボールであれば手でボールを持って移動できますが、サッカーはボールを操るのも、
自身の身体を移動させるのも足だけとなるので、足にかかる負担は想像以上と言えます。
敵は相手選手だけでなく、自信の足の怪我との闘いと言っても過言ではないでしょう。
本人が決めたことですので、ファンである我々もこれを尊重し、受け入れるしかありません。
遠藤航選手は、前回のカタール大会、前々回のロシア大会の日本代表に招集され、前回のカタール大会では
中盤の要として全4試合に出場して、日本の躍進(ドイツ、スペインに逆転勝ち)に貢献し、日本をを熱狂
させてくれました。
残念で仕方ありませんが、遠藤航選手、今まで日本代表を率いてくれて本当にありがとうございました。
遠藤航が離脱したことによる日本代表への影響
大変残念ですが、遠藤選手が離脱したことで、日本代表は "守備の安定" "中盤のバランス" "攻守の切り替え"
"デュエルの強度" この4つを一気に失うことになります。
1. 守備の安定が崩れる
- 相手の攻撃の芽を摘む
- カバーリングで最終ラインを守る
- セカンドボールを回収する
これを90分間続けられる日本唯一の選手でした。
→ 遠藤がいないと、CBが孤立しやすく失点リスクが跳ね上がる。
2.攻守の切り替えが遅くなる
遠藤はボール奪取後の“最初のパス”が非常に正確。 これがあるから日本はスムーズに前進できる。
離脱すると…
- 奪っても前に運べない
- カウンターの質が落ちる
- ボールロストが増える
→ 攻撃のスピードが明確に落ちることになります。
3.中盤のバランスが崩れる
遠藤は“味方のミスを消す”選手。 ポジションのズレを修正し、チーム全体の形を整える。
→ 彼がいないと、IHやSBが攻撃に出づらくなる。
4.リーダーシップの喪失
リヴァプールでも日本代表でも信頼されるキャプテンシー。
- 試合の流れを読む
- 味方に指示を出す
- 苦しい時間帯を締める
→ 精神的支柱の不在は、特に強豪国戦で影響が大きい。
遠藤航の代役候補
✔田中碧
→デュエル強度が遠藤ほどではないが、 配球は上手い。
✔ 守田英正
→ カバー範囲と球際の強さは遠藤に劣るが、守備は一品。
✔ 佐野海舟
→ 国際経験不足が懸念されるが、守備強度がある。
遠藤、三苫 不在で日本が取るべき戦い方
今回の日本代表は遠藤航選手だけでなく、三苫薫選手も不在です。
攻守の要である遠藤選手だけでなく、日本の絶対的アタッカーである三苫選手も不在となる今大会。
それではどのように戦えばよいのでしょうか?。
1. 守備:ミドルブロックで中央を閉じる
遠藤のように“広大な範囲を1人で守る”選手がいないため、前から行くと中盤の背後が空き、
CBが孤立します。また、三笘不在で“前線で時間を作れる選手”が減少してしまうので、
✔️ 4-4-2 or 4-5-1で中央を圧縮
- SBは無理に上がらずラインを揃える
- IHは“狩りに行かず、待つ守備”でブロック維持
- 相手を外に誘導し、クロス対応で勝負
→ 中央を固める“堅守速攻型”が基本形。
2. 攻撃:速攻とショートカウンターに全振り
三笘のように“1人で前進できる選手”がいないため、 チーム全体で縦に速く攻める形に変わっている。
✔️ 攻撃の狙い
- 奪ったら最短距離で前へ
- 久保建英に預けて“時間を作る”
- 上田綺世・細谷真大の裏抜けを最優先
- SBは追い越さず、リスク管理を優先
- 2列目が遅れて入る形でフィニッシュ
→ 保持より“速さと人数”で勝負する攻撃へシフト。
3. 中盤:遠藤の仕事を“分割”して成立させる
● 守田英正
→ 守備の安定・位置取りの整理
● 田中碧
→ 前進のパス・テンポ作り
● 佐野海舟
→ デュエル・球際・切り替え
4. セットプレーが最大の得点源
三笘不在で“崩しの個”が減ったため、 セットプレーの重要度が上がるでしょう。
- 板倉滉
- 冨安健洋
- 上田綺世
→ 空中戦で勝てる選手が多く、ここが日本の最大の武器。
実戦レベルの最適布陣
✔️ 4-4-2(ミドルブロック+カウンター)
上田
久保
堂安 田中 守田 伊東
中村 板倉 冨安 菅原
鈴木
● ポイント
- 久保をセカンドトップにして“前で時間を作る”
- 左は三笘不在のため、堂安 or 旗手で“繋ぐ左”に変更
- 伊東は右で縦の推進力を担当
- SBは低めでリスク管理
- 守田が中央を締め、田中が前進を担当
町野修斗選手とは
遠藤選手の代わりに追加招集されたのが、FWの町野修斗選手です。

引用元:異例の2大会連続追加招集、町野修斗選手とは サッカー日本代表 | 毎日新聞
基本プロフィールは以下の通りです。
- ポジション:FW(1トップ/シャドーも可)
- 所属:ボルシアMG(ドイツ)
- 年齢:26歳
- 出身:三重県伊賀市(“忍者ポーズ”で有名)
- 特徴:ポストプレー、空中戦、背後への抜け出し、ロングスローも担当
経歴
- 履正社高校 → 横浜F・マリノス(2018)
- 北九州へ期限付き移籍(J3→J2昇格に貢献)
- 湘南ベルマーレ(2021〜)でブレイク(2022年 J1で13得点2022年 J1で13得点)
- 2023年:ドイツ2部キールへ(昇格シーズンで 11得点)
- 2025年:ボルシアMG(ブンデス1部)へ移籍
プレースタイル
- ポストプレーが強い
- 空中戦に強い
- 背後への抜け出しが得意
- シャドーもできる万能型
- ロングスローも武器
町野選手が招集された理由
理由①:シャドーの選択肢を増やしたかった
(※シャドー:1トップの後ろに左右2人が並ぶ形で“影”のように動き、得点にも関与する攻撃的な
ポジションのこと)
- 久保建英の相棒となる“左シャドー”が定まっていない
- 中村敬斗は左WBとの兼ね合いが難しい
- 鈴木唯人は負傷明け
- 堂安律は久保と利き足が被る
- 伊東純也はシャドー起用で評価を落とした
→町野は1トップだけでなくシャドーもできるため、戦術的価値が高い。
理由②:森保ジャパンでの経験値が高い
- 代表での出場経験が多い
- W杯経験者
- 鈴木唯人・塩貝健人ら若手より“計算できる”存在
理由③:FWが多くても呼ぶ価値がある
本来ならボランチ(守田・藤田譲瑠チマなど)を補うべきという声もありますが、 森保監督は
「シャドーの層の薄さ」を優先したと考えられます。
最後に
今回のワールドカップは、遠藤航選手の離脱、怪我による三苫薫選手、南野拓実選手の落選など、
現日本としてのベスト布陣を敷くことが出来ませんが、追加招集される選手も海外で活躍していて、
選手層の厚さを改めて感じさせてくれます。
優勝を目標としている日本にとって、ベスト布陣を敷けないことは痛恨の極みではありますが、
考え方を変えれば、新戦力の "国際大会の経験の場" とも言え、これとない重要かつ貴重な機会です。
勝敗は実際に戦ってみないとわかりませんし、”結果が全て" であるのは、選手も試合を見ている我々に
とっても同じですが、これまでサッカー大国を撃破してきたの日本代表の活躍を、今大会でも見せて
くれると信じ、とにかく精一杯応援しようではありませんか!。
がんばれ日本!