みなさんは古傷が痛んだりしますか?。

私は、もう33年前の事になりますが、当時住んでいたアパートのドアに左の人差し指を挟んでしまい、
指先を3針縫った経験があります。
指先の怪我は、神経が密集しているため、縫うような大きな怪我は痛みが強く、起きている間はまだマシなの
ですが、寝ようと横になると痛みが更に酷くなるようで、怪我をしたその夜は指先が痛過ぎて、一睡もできなかった
ことを覚えています。
その原因は、横になることで身体の血流が均等に回りやすく、神経が "ドクドク" と刺激されて痛みが強くから
のようです。
この古傷、完治して既に30年以上経っていますが、今でも爪を切ろうと爪切りの刃が傷跡に触れると、過敏に感じて
ちょっと痛い感覚がありました。
それでも爪を切る時以外は、ここ30年、全く違和感なく生活してきたのですが・・・
古傷を無理にイジメてしまったばかりに30年ぶりに悪化

先日、車のアクセサリーパーツを取り付けるため、内張りを剥がそうと古傷の左人先指の爪をだいぶ酷使して
しまったようで(作業中はなかなか外れない内張りと格闘し、夢中になっていたため気づきませんでした)、
出血こそなかったのですが、痛みが悪化してしまいました。
よく見ると、指先から爪の根元まで白い縦筋が1本入っていました。
「そのうち良くなるでしょう!」と1か月ほど放っておいたのですが、一向に良くならず、むしろ痛みが
さらに悪化し、キーボードを打つのもちょっと苦痛になるほどに・・・。
さすがにまずいと思って皮膚科を受診したところ、爪の中まで化膿してしまっている状態のようでした。(´゚д゚`)
化膿止めの飲み薬、塗り薬を処方され、現在も治療中です。
古傷をお持ちの方は、ぜひ患部は大事にしてあげて下さい。
ところで、よく「古傷が痛む」なんてセリフを聞いたことがあると思いますが、なぜ古傷は痛むのでしょうか?。
古傷が痛む理由
1. 神経が完全には元通りにならない
ケガをすると神経も損傷します。 治る過程で神経も再生されますが、”配線がズレる” ことがあり、これにより
過敏なまま再生され、その結果、
- 気圧の変化
- 寒さ
- 運動による刺激
によって、痛みが出やすくなるようです。
2. 瘢痕組織(はんこん)が硬くなる
ケガした部分は“瘢痕組織”という硬い組織で修復されます。 これは元の筋肉や皮膚より柔軟性が低く、
引っ張られたり、圧迫されたりすると痛みが出やす特徴があります。
3. 慢性炎症がわずかに残る
完全に治ったように見えても、 微細な炎症が長期間くすぶっていることもあり、これが天気や疲労で悪化し、
痛みとして感じられるようです。
4. 気圧の変化に反応する
低気圧になると体内の圧力バランスが変わり、 傷跡周辺の神経が刺激されやすくなります。
いわゆる「雨の日に古傷が痛む」はこれが原因のようです。
5. 脳が“痛みの記憶”を保持している
脳は強い痛みを記憶します。 そのため、同じ部位に軽い刺激が来ても 脳が過剰に反応して痛みを感じることも
あるようです。
まとめ

身体の修復力はものすごいですが、”一度大きく傷ついた組織は100%元通りには戻らない” という事が、古傷が痛む
原因です。
その“わずかなズレ”が、 気圧・温度・疲労・ストレスなどの条件で痛みとして表に出てくるようですね。
痛みが出やすい条件としては
- 雨・低気圧
- 冷え
- 運動後
- ストレス
- 寝不足
酷使しないのも当然ですが、上記の通り小さなことでも古傷が痛む原因となるようですので、是非古傷は
大事にしてあげて下さい。
もし、痛みが強くなったり、腫れや赤み、熱感が出たり、生活に支障が出るような場合は、放置せず早めに
医療機関を受診しましょう。
古傷を癒すには温泉もいいのかも知れませんね!。